かつお節とは
かつお節は和食において「だし」をとるために
使われる最も重要な食材です。
かつお節は海の魚、かつおでできています。 かつおはタンパク質が豊富で、生身で25%、かつお節になると77%に達します。そして、うま味物資であるイノシン酸が大量に含まれ、グルタミン酸と合わせるとうま味が数倍に。日本の一番出汁はこの原理を活用しています。
かつお節とはただ燻したものを言うのではありません。製法には400年近い伝統が受け継がれています。かつお節はかつおを乾燥させ、発酵を誘発する有益なカビを含浸させ、より深く豊かな風味を創り出します。工程は数ヶ月かかり、驚くほど硬く、しかも風味豊かな食材になります。かつお節が完成すると、削り機を使って削られ、主にだしに使用されます。 かつお節の製法はまぐろ、さば、いわしなどの他の魚もこの方法で使用できます。