昆布とは?
昆布は和食において「だし」をとるために
使われる最も重要な食材です。
昆布は藻類の中の褐藻類に属し、日本の北海道を中心に広く東北の一部にかけて収穫されます。一口に昆布といっても、産地によって味は多種多様です。真(マ)昆布、羅臼(ラウス)昆布、利尻(リシリ)昆布は、主にだし用として使われ、日高(ヒダカ)昆布は煮昆布や炊き合わせなどに使われます。長(ナガ)昆布はおでんや煮物にむいています。 だし用の昆布は2 年成長したものを7月から9月にかけて収穫し、その日のうちに乾燥します。そして、二日干し、庵蒸、日入れなどの工程を経て、葉の形や光沢度などの要素から6等級に選別され、全国へ出荷されます。