「2024年度全国栄養士大会・オンライン」に出展
2024.12.08
うま味インフォメーションセンター(UIC)は、2024年10月9日から12月8日まで、公益社団法人 日本栄養士会が主催する「全国栄養士大会・オンライン」*に出展しました。
*この大会は、全国の管理栄養士・栄養士が一致して取り組むべき課題を協議し、対応や実践の方法を共有、現場で使える知識やスキルを身につけることを目的としています。
今年度は「認知・自分を知り、相手を知る」をテーマに2カ月間オンラインで実施され、管理栄養士、栄養士、養成校学生ら15,000人が参加しました。
UICは大会特設サイト内の「オンライン展示会」に参加。うま味のサイエンスヒストリーを紹介する約9分の動画「うま味とMSGの歴史」(https://www.youtube.com/watch?v=h5h_9yHF7U4)を展示するとともに、UICの活動を紹介しました。
さらに、鳥取県の山陰労災病院 循環器内科部長である水田栄之助先生のご協力のもと、パワーポイント資料「うま味を活用したおいしい減塩とフレイル予防~「味覚」の重要性を考える~」(全54ページ)を展示しました。水田先生は、臨床医の立場から日常的に減塩を心掛けることの大切さを分かりやすく説明するとともに、高齢者が陥りがちなフレイル*の予防に“うま味を活用したおいしい減塩”が有効であることを訴えました。
*フレイル:健康な状態から要介護状態へと移行する中間の段階のこと
大会は12月8日に終了し、UICサイト内に設けたアンケートには226人から回答が寄せられました。その一部をご紹介します。
動画「うま味とMSGの歴史」について
「MSGの歴史動画が大変印象的だった。正しい知識を学び、指導の現場で活かしていきたい」
「MSGについての誤解が多く存在しています。正しい情報が伝達され、MSGの良いところが知られたらよいのにと思います。」
「各時代に何があったのかわかりやすかった。化学調味料(原文のまま)が避けられた原因が知れた。」
水田先生の資料について
「減塩にはうま味がポイントになることをご存知の患者様に、科学的根拠から説明できるとより理解が深まりそうです」
「うま味や減塩がフレイル予防につながることを知り、知識が深まりました」
「高齢者施設で減塩の指導をすることがあり、各地域での様々な取り組みが非常に興味深く、勉強になった」
アンケートにお答えいただいた方から、抽選で50名にうま味冊子と食育サポートチラシをお送りしました。皆さまの活動にお役立ていただけたら幸いです。