管理栄養士・栄養士・調理師の方々に向けたうま味講義(2)
2016.11.29
- 大田区保健所 特定給食施設講習会でのうま味講義
- 日 時 :平成28年10月25日(火)14:00~16:00
- 場 所 :東京都大田区嶺町集会室(東京都大田区)
- イベント名称:大田区保健所 特定給食施設講習会でのうま味講義
- 参加者 :大田区の給食施設に従事する管理栄養士・栄養士・調理師・給食管理者の方々等 107名
- 講師 :NPO法人うま味インフォメーションセンター理事 二宮くみ子
- 報告者 :NPO法人うま味インフォメーションセンター事務局 室谷 純子
うま味インフォメーションセンターでは、東京都大田区保健所からご依頼いただき大田区内の病院、保育園、高齢福祉施設、社会福祉施設、寄宿舎や学校の給食施設等101施設に従事される管理栄養士・栄養士・調理師・給食管理者の方々に向けたうま味講義を実施いたしました。
味覚について、うま味の基本情報および減塩を含めた活用のほか、ミラノ万博でのうま味レクチャーなど国外からも注目を集めている事例を紹介しました。うま味体験としてドライトマト、パルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)、昆布だし、鰹だし、野菜ブイヨン(野菜の煮だし、同じものにうま味成分のグルタミン酸ナトリウムを加えたものを比較)を試飲試食いただき、うま味のご理解を深めていただきました。
講義後のアンケートでは、とても勉強になった、実際に試飲試食することでうま味を実感することができた、トマトの味がグルタミン酸だとは知らなかった、だしだけを味わう機会がなかったので大変勉強になった、相乗効果は知っていたが体験ができ歴然だった等、多くの方からコメントをいただきました。
また、病院関係の方からは減塩食の献立にうま味を活用していきたい、保育園・学校の方からは、これからはだしの段階で味見をしてみようと思う、食育にも役立てたい、社会福祉施設の方からは利用者や職員の方にうま味を伝える際には是非体験を取り入れたい、等今後の職場でのご活用につきましてもコメントを頂きました。
うま味インフォメーションセンターでは、今後もうま味の理解を深めていただくために、様々な機会を通してうま味講義を実施してまいります。