日本の 郷土料理と うま味
佐賀県 の郷土料理

いかのかけ和え

いかのかけ和え

魚介類と大根やワカメなどを和えた料理である「いかのかけ和え」は、「おろしなます」「かきあえ」「ぬたあえ」とも呼ばれ日本各地で食されています。佐賀県では、「掛け和え」や「かけやぁ」と呼ばれ、日常的に家庭でも食されているおかずのひとつです。使う魚介類も様々で、いか以外にも、有明海や玄界灘に近い地域ではイワシやサバ、アジなどが使われることもあります。

みそのうま味がきいた酢みそで、魚介と冬を越して甘味の増した大根などを和えていただきます。魚介のうま味との相乗効果でコク深く、お酢の酸味で後味爽やかな一品です。

出典:農林水産省Webサイト『うちの郷土料理』をもとに作成
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/45_2_saga.html

材料

(4人分)
・いか 100g
・大根 150g
・きゅうり 100g
・にんじん 20g
・塩 適量
・いり白ごま 大さじ1
・みそ 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・酢 大さじ1

つくり方

 いかはワタをとって皮をむき、ゆでて短冊に切る。

 大根、きゅうり、にんじんは1cm幅の短冊切りにし、塩でもむ。

 すり鉢でいり白ごまをよくすり、みそ、砂糖、酢の順に加え、よくすり混ぜて①と②を和える。

POINT

  • いり白ごまは、使う直前に炒るとさらに香りよく仕上がります。