魚介類と大根やワカメなどを和えた料理である「いかのかけ和え」は、「おろしなます」「かきあえ」「ぬたあえ」とも呼ばれ日本各地で食されています。佐賀県では、「掛け和え」や「かけやぁ」と呼ばれ、日常的に家庭でも食されているおかずのひとつです。使う魚介類も様々で、いか以外にも、有明海や玄界灘に近い地域ではイワシやサバ、アジなどが使われることもあります。
みそのうま味がきいた酢みそで、魚介と冬を越して甘味の増した大根などを和えていただきます。魚介のうま味との相乗効果でコク深く、お酢の酸味で後味爽やかな一品です。
出典:農林水産省Webサイト『うちの郷土料理』をもとに作成
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/45_2_saga.html