愛知県の郷土料理「ふきの煮つけ」は、家庭や学校給食などで親しまれている料理です。
現在、流通しているふきの多くが、愛知県の伝統野菜の「愛知早生(わせ)ふき」で、知多半島が一大産地となっており、その歴史は明治中頃までさかのぼります。現在は10月から翌年1月に収穫する「秋ふき」と、2月から5月に収穫する「春ふき」が生産されています。
4月上旬から中旬にかけて、二十四節気では「清明」と言い、これは「清浄明潔」ということばの略で、全てのものが清らかで生き生きしているという意味です。この時期にとれる「ふき」を、うま味たっぷりのだし汁とともに味わってみませんか。
出典:農林水産省Webサイト『うちの郷土料理』をもとに作成
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/fukinonitsuke_aichi.html