日本の 郷土料理と うま味
福島県 の郷土料理

キャベツ餅

キャベツ餅

福島県の郷土料理「キャベツ餅」は、郡山市の逢瀬地区で80年以上前から食べられているそうです。米やキャベツを育てている農家さんが自給自足を行う中で生み出したといわれており、炒めたキャベツとつきたての餅を絡める食感のコントラストが楽しい一品です。近年はキャベツ餅とチーズを合わせて春巻にしたり、餅の代わりに白玉団子を加えたりするなどアレンジ料理も生まれて、家庭料理や給食などで広く親しまれています。

出典:農林水産省Webサイト『うちの郷土料理』をもとに作成
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/30_7_fukushima.html

材料

(2人分)
切り餅(角餅) 4個
キャベツ(Mサイズ) 1/2個
サラダ油 大さじ1/2
A{酒 大さじ1/2 みりん 大さじ1/2 水 125ml}
B{しょうゆ 15ml 昆布つゆ 30ml}

つくり方

① 切り餅は沸騰したお湯で2分程ゆで、お好みのやわらかさにしておく。

② 熱した鍋にサラダ油を入れて、ザク切りにしたキャベツをさっと炒める。
③ Aを②に入れて、キャベツが好みのやわらかさになるまで加熱する。Bで調味する。

④ ①を入れてからめる。好みで刻みのりを添える。

POINT

・キャベツは切り方や炒め具合でアレンジが楽しめます。細めに切ると餅にからみやすくなります。
・餅はゆでずに焼いた餅にして直前にからめると、キャベツのシャキシャキ感とやわらかい餅のコント
 ラストが楽しいです。
・昆布つゆはめんつゆや和風顆粒だしでも代用できます。