じゅんさいは淡水の沼や池に生育しており、水面に丸い葉を浮かべるスイレン科の水草の一種。春から夏にかけて鮮やかな緑の葉を伸ばし、茎から出てくるゼリー状の新芽を食します。三種町は日本有数のじゅんさいの産地で、箱舟に乗ってひとつひとつ丁寧に手摘みする作業は夏の風物詩となっています。つるりとしたのどごしとぷりっとした食感が特徴のじゅんさいは、鶏肉との相性が大変よいです。食材のうま味だけでなく食感も楽しめる夏の鍋料理です。
出典:農林水産省Webサイト『うちの郷土料理』をもとに作成
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_16_akita.html